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看護職員:不足数266人に縮小 再就職支援で供給増へ 県が15年末見通し

10月8日(金)13時5分配信 毎日新聞

 県は2011~15年の県看護職員(保健師、助産師、看護師、准看護師)の需給見通しを発表した。08年末現在で、看護職員の需要数約2万4000人に対し、職員の県外流出などにより、常勤の実働数は約2万2500人にとどまり、人手不足の解消が急務になっている。県内の医療機関などの需要数は15年まで増加が続く見通しで、県は職員の不足数を11年末の729人から15年末には266人に縮小させることを目指している。
 県医療推進課によると、県内の病院や診療所、介護施設など2088施設から採用・退職の状況や就業者数、増員希望数などの回答があり、そこから需要見込み数を推計した。
 需要数は11年末現在で約2万4300人とさらに増加し、15年末には約1500人増の2万5800人に達するという。増員分のうち、病院勤務の需要が約1000人で7割を占める。
 一方、県内で就労する新卒の職員数は11年末の903人をピークに微減し、15年末で878人となる見込み。このため、県は退職・休職して子育てをしている元職員の再就職支援にも力を入れ、職員の供給見込み数を5年間で需要に近づけていく計画だ。
 ◇前回見通し、目標届かず
 ただ、前回見通し(06~10年)の策定後、県外への人員流出などにより、看護職への就業者は県が5年前に設定した目標に達せず、1000人程度不足しているのが現状だ。
 同課は「高齢者の看護や医療技術の高度化、在宅医療の推進などで、今後も需要増が見込まれる。県内にとどまる新卒者を増やしたり、離職者の再就職支援などに取り組みたい」と話している。【光田宗義】

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