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老健の半数 救急増 急患受け入れ困難で調査

琉球新報 2月14日(月)10時10分配信

本島南部の救急病院で病床満床のため、救急搬送受け入れが難しくなったことを受け、県老人保健施設協議会(平良直樹会長)は、救急搬送について緊急調査し、13日までに結果がまとまった。施設からは「高齢化、医療ニーズの高い利用者が増えている」などの指摘があり、回答した24施設中12施設が「救急搬送が増えている」と考えていることが分かった。

 背景には「ついのすみか」といわれる特別養護老人ホーム(特養)が満員だったり、療養病床削減の影響で、本来は短期入所で在宅復帰を目指す老人保健施設(老健)が重症化した人を受け入れざるを得ない状況があるとみられる。
 1月の1カ月間に救急搬送した回数は93回で、1施設当たり3・9回。救急搬送した理由は血液中の酸素の濃さを示す「酸素飽和度」の低下が25件と最も多く、発熱が19件、誤嚥(ごえん)性肺炎疑い9件、意識レベル低下7件などだった。
 救急搬送が増えたと思う理由は高齢化など以外に「急変時の対処で急性期病院での治療を望む家族が増えている」「90歳以上が増え、複数の疾患を抱えていて、重篤になりやすいから」などの意見があった。
 そのほかにも「みとりを行っていないため、急変時は救急搬送となるケースが増えつつある」「夜間は1人になる看護師の体制上、施設では対応できず、救急搬送している」などの声もあった。
 平良会長は「老健は病院と家の中間施設と位置付けられ、安定期に入った高齢者の在宅復帰が目的だったが、最近では特養ホームに入れないため、利用者の重症化が見られる」と説明している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110214-00000003-ryu-oki
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